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《古明地 こいし》 No.688 Character <第九弾> GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2) 種族:妖怪 抵抗(5) (自動α): あなたの場に「古明地 さとり」がいる場合、〔あなたの手札とデッキ〕は相手プレイヤーのカードの効果の対象にならない。 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、スペルカードかコマンドカードが公開されるまで〔相手のデッキの上のカード〕を1枚ずつ公開していく。スペルカードかコマンドカードが公開された場合、そのカードを抜き出し、あなたがプレイしたものとして解決する。その後、抜き出したカード以外をデッキに戻し、シャッフルする。 攻撃力(5)/耐久力(4) 「お姉ちゃんは絶対に私には勝てないの。何故なら、私は『読むことの出来ない無意識』で行動できるから」 Illustration:三日月沙羅 コメント リメイクされた無意識を操る妹。 前回のようなアンタッチャブルは失われ、「古明地 さとり」とセットでの手札&デッキ保護と相手のデッキ公開&スペル・コマンド使用能力を得た。 (自動α)では、場に古明地 さとりがいる場合手札とデッキに「対象にならない」効果が適用される。同様の効果のカードは閉ざされた瞳などがあったが、場に存在する限り恒常的に守ってくれるのは非常にありがたい。 なお、冥界は保護してくれないことには注意。 ちなみに相方は符ノ壱“霧雨 魔理沙”で代用してももいいが、その場合は相手ターンの間は無防備となり、基本的に相手ターンまたはコマンドタイミングで使用されるライブラリーアウトやハンデス耐性としては今一つとなる。 (自動β)は相手のデッキから出たスペル・コマンドをプレイしたものとして解決するもの。プレイタイミングを守る必要がないため、どんなカードでも使用することが可能だが、相手のデッキ構築に依存する上にギャンブル性が高い仕上がりとなっている。「解決しない」ことを選択できないため、公開されたカードによってはこちらが損することもある。自陣が優位にあるときに恋符『マスタースパーク』など当たろうものなら、手札を2枚破棄した上で、盛大に自爆する。こいしのプレイに干渉で魔法研究等でサーチをされて仕舞わないように気をつけよう。 もちろん禁弾『カタディオプトリック』の影響下では場に出た瞬間に叩き落されてしまう。 また、解決の手順でカードを公開していくが、最後にシャッフルしてしまうため、相手のデッキ把握程度にしか役に立たない。(もし相手がキャラクターオンリーデッキだった場合は、デッキの内容を全て把握する事が出来る。滅多にないと思うが、限定構築大会の際には面白いことになるかもしれない。) 記憶『DNAの瑕』で毎ターン起動可能だが、上記のリスクを考えると相手のデッキを見極めてから付けたいところである。 古明地 さとり/9弾も同様にこいし参照するテキストを有している為、エンパシーによるサーチも可能である。 関連 第九弾 古明地 こいし/5弾 古明地 こいし/12弾 悪夢の記憶チーム 本能『イドの解放』 抑制『スーパーエゴ』 表象『夢枕にご先祖総立ち』 記憶『DNAの瑕』 深層『無意識の遺伝子』 『嫌われ者のフィロソフィ』 古明地 さとり/5弾 古明地 さとり/9弾 古明地 さとり/12弾 抵抗
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《古明地 こいし》 No.1056 Character <第十二弾> GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3) 種族:妖怪 隠密 警戒 抵抗(5) (自動α): 〔このキャラクター〕はアクティブ状態の場合、他のカードの効果の対象にならない。 (自動γ): あなたのカードの効果であなたのデッキをシャッフルした場合、〔あなた〕は1ドローする。その後、手札を1枚選んで破棄する。 攻撃力(7)/耐久力(4) 「私は姉と違って心は読めないのよ。ちゃんと聞こえる言葉でお願い」 (PR.139 「折角来たのに何の手土産も無しで帰れないわ。貴方、私と遊んで行かない?」) Illustration:皆村春樹(PR.139:皆村春樹) コメント 3度目の登場となった心を閉ざした覚妖怪。 今回は古明地 こいし/5弾の流れを汲み、アンタッチャブルな隠密アタッカーとして帰ってきた。 まず攻撃力7+隠密+抵抗(5)+除去耐性と、アタッカーとしての基本スペックは非常に高い。打ち消されづらく、攻撃を通しやすく、わずか4度の攻撃でゲームを終わらせられるため、フィニッシャーとして1枚で完結しているといえるだろう。 古明地 こいし/5弾と違い、(自動α)の除去耐性は目標を取らない効果に対しても有効となった。警戒も所持するため相手ターンでの隙は特に少なく、スペルカードでの除去はかなり難しい。 ただしスリープ状態の時は無防備。緑眼のジェラシー、リリカ・プリズムリバー/11弾+不意打ちなど、攻撃した瞬間に除去されることもままあるので、過信は禁物。 逆に言えばスリープ状態の場合はサポートすることも可能であるため、装備などでのサポートが受けられるメリットもある。アクティブ状態にすることが出来れば除去耐性も復活するため、葉団扇とは相性が良い。 警戒を持つが耐久力が低いため攻撃を防御するよりも(自動α)とあわせて相手のスペルカードなどの効果から自身を守るという側面が強い。 また自身のデッキをシャッフルするたびに1ドローして1枚破棄する(自動γ)も持つ。手札の質を上げる効果があるため、地味だがいぶし銀の能力と言える。なお(自動γ)は効果解決中は解決終了まで解決を待つため、魔法研究などでデッキトップに置いたカードをそのままドローすることが可能である。その後の1枚破棄があるためアドバンテージこそ取れないが、覚えておいて損はない。 しかしシャッフルするカード自体はあまり多くなく、おまけ程度。他の効果が強力な分忘れられがちだが、効果自体は強制なので気をつけよう。 収録 第十二弾 Optimal Starter プロモーションカード 関連 「古明地 こいし」 古明地 こいし/5弾 古明地 こいし/9弾 古明地 こいし/12弾 古明地 こいし/16弾 古明地 こいし/18弾 古明地 こいし/PR 場で「古明地 こいし」として扱われるカード 悪夢の記憶チーム(連結) 深層「無意識の遺伝子」(連結) 術者が「古明地 こいし」であるスペルカード 本能「イドの解放」 抑制「スーパーエゴ」 表象「夢枕にご先祖総立ち」 記憶「DNAの瑕」 深層「無意識の遺伝子」 「嫌われ者のフィロソフィ」 表象「弾幕パラノイア」 反応「妖怪ポリグラフ」 復燃「恋の埋火」 「ブランブリーローズガーデン」 「古明地 こいし」を参照するカード 古明地 さとり/9弾
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幻想郷にはあらゆる女性を虜にする才能を持つ1人の青年が居る。 彼の名は○○、何の能力も持たない外来人である。 里や知り合いの若き女性達(例外も居るが)の多くは彼に好意を抱いていた。 だが、彼には他と違う点が一つだけ存在した。 慧音「○○、いいかげんに嫁を貰ったらどうなんだ?・・・そ、その、私で良ければいつでも・・・。」 ○○「うるせぇ、誰がテメェなんか嫁にするかよ。」 その言葉を聞いた慧音は「また失敗・・・」と落ち込みながら帰って行った。 それを見ながら○○はフン、と鼻を鳴らす。 一言で説明するなら、彼はグレていた。 誰一人として信用せず、他人を受け入れようともしない。 良く居るチンピラやヤクザとも違い、仲間を持つ事も秩序を守る事もしない一匹狼な存在だ。 彼は過去に起きたとある人間がらみの事件で心を完全に閉ざしてしまった。 だから、誰にも心を開かずに仲間も友人も持たない。 たった一人、『彼女』を除いては。 ○○の耳にパタパタと聞きなれた足音が入る。 そして、傍の扉が開かれた。 こいし「○○!久しぶり!」 ○○「おう、来たかこいし。」 飛びついて来たこいしを抱き留め、普段は決して見せない笑みを浮かべる○○。 彼は決してこいし以外に心を開かない。 恐らく、自分と同じく心を閉ざしたこいしに何か仲間意識の様な物を感じていたのだろう。 そして、他人を受け入れない分、彼はこいしに異常なまでの愛情を注いだ。 ○○「そういえば今日はやけに遅かったな。どうしたんだ?」 こいし「うん、お姉ちゃんが○○に贈り物なんてしようとしてたからちょっと『お話』してきたの!」 そう言うこいしの口元には歪んだ笑みが浮かんでいたが、○○は嬉しそうに「そうか」と返すとより強くこいしを抱きしめた。 彼にもこいしが歪んでいると理解できていたが、それ以上にそこまで自分を想ってくれているという事実に喜んだ。 ○○「とりあえず、今日も泊まって行くのか?」 こいし「当たり前だよ。私は○○だけの物だし、○○は私だけの物なんだからそれ以外の選択肢なんて無いでしょ?」 頬を染めて○○を見上げながらまるで決まっていたセリフを言う様に猫撫で声で言うこいしを見て満足気に笑う○○。 そして、こいしと共に出しっぱなしだった布団に入っていった。 ・・・その数日後、地霊殿の主人であるさとりが地底の一角で死体となって発見された。 彼女の魂は行方不明で、今も捜索は続いているという。 また、彼女のペットである二人は唐突に姿を消し、今の地霊殿にはこいしとその恋人と噂される男だけが住んでいるという。
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《古明地 こいし》 No.1502 Character <第十六弾> GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:妖怪 隠密 抵抗(5) (自動β): 〔このカード〕がデッキから破棄され、冥界に置かれる場合、冥界に置く代わりにあなたの場にアクティブ状態で出しても良い。但し、この効果で「古明地 こいし」を一度に複数枚場に出す事は出来ない。 攻撃力(4)/耐久力(4) 「山の神様は見つからなかったけど良い遊び相手が見つかったわ」 Illustration:朱シオ コメント 四度目の登場、覚妖怪のもう覚ってない方。 お姉ちゃんに合わせて最軽量で登場している。 デッキから冥界に置かれると場に出るという、少々変わった踏み倒し手段を持っている。 デッキからの破棄をトリガーとするカードには、自身が描かれた閉ざされた瞳もある。あちらと異なり山焼きデッキへの対策とはなりえないが、誘発条件は多少意識したのだろうか。 黄泉の舟で連結の素材を2枚落とすところでついでに落とせばそれだけでアドバンテージが稼げ、小悪魔/9弾と組み合わせれば種族:妖怪が2体並ぶ。 地獄の鳥獣チームのようにキャラクターの頭数が必要な連結と組み合わせるも良し、暗黒の奸智チームなど種族:妖怪持ちの連結を魔鏡で守るも良し、使い道は多岐に亘る。 もちろん術者としても優秀であり、特に「嫌われ者のフィロソフィ」を最安で打てるのはこのカードならではの利点である。 「ブランブリーローズガーデン」も序盤から置ければダメージを与えられる機会を増やせるため、相性は悪くない。 一方で、ステータスはごくごく平凡であり、打点としての活躍は期待できない。 地味に隠密を持つが、このステータスでは十全に活かすことは難しいだろう。 また、小悪魔/9弾と同じく手札に引いてしまった時は並以下のキャラクターであり、あちらよりも踏み倒す手段が少なく、踏み倒すためのカードより先にこのカードを引いてしまう確率が高いため、「黄泉の舟が入ってるからついでに」程度の理由での採用は控えた方がいいかもしれない。 収録 第十六弾 Liberal Emotion 関連 「古明地 こいし」 古明地 こいし/5弾 古明地 こいし/9弾 古明地 こいし/12弾 古明地 こいし/16弾 古明地 こいし/18弾 古明地 こいし/PR 場で「古明地 こいし」として扱われるカード 悪夢の記憶チーム(連結) 深層「無意識の遺伝子」(連結) 術者が「古明地 こいし」であるスペルカード 本能「イドの解放」 抑制「スーパーエゴ」 表象「夢枕にご先祖総立ち」 記憶「DNAの瑕」 深層「無意識の遺伝子」 「嫌われ者のフィロソフィ」 表象「弾幕パラノイア」 反応「妖怪ポリグラフ」 復燃「恋の埋火」 「ブランブリーローズガーデン」 「古明地 こいし」を参照するカード 古明地 さとり/9弾
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夏の夜のソネット 今帰ったよ 夕食を作っておいてくれたのか?今日は僕の番なのにありがとうな やっぱり外は暑かったよ お蔭で、この旧地獄の涼しさが恋しくなったさ 今日は水風呂に入ろうか? 男は妻に話しかける 目に見えない、妻の古明地こいしに・・・ 外来人長屋で精神科医をしている彼がこいしの姉である、古明地さとりに誘われて旧地獄に赴いたのは一年前。 彼がこいしをクランケから、恋愛対象になるのは時間の問題だった。 こいしは彼を愛し、彼も在り方を失った妖怪ではなく一人の女性としてこいしを愛した。 共に生きるため、彼は外界への未練を捨て、そして・・・人間であることも失った。 しかし、そのことは彼自身もさとりと同様にこいしを認知できなくなることになってしまった。 こいしは彼を愛し、彼は愛しき妻を見ることができなくなってもその愛は確かなものだった。 蚊取り線香が焚かれた閨。 夫婦布団には彼、○○一人が横になっていた。 ○○は微かなぬくもりを感じ、そっとそのぬくもりの主を抱きしめた 「愛しているよこいし」 夏の夜は静かに更けていった・・・・ さとり「計画通り!」
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古明地こいし&ディアボロ◆DIOmGZNoiw 考えごとをしながら部屋の片付けを続けていたら、いつの間にか終わっていた。自分自身がきちんと片付けを終わらせたという実感はなかったが、しかし、部屋に散らばっていた衣類や小物はすべて所定の位置へと収納されている。部屋は誰がどう見ても、整然と片付いている状態であった。 ひとつひとつの作業を取り立てて意識することもなく、なんとなく続けていたという認識は、我ながらあった。ならば無意識のうちに掃除を終わらせたのだろうかと思わないでもないが、それにしたって早過ぎる。片付けをはじめてから、まだ一時間も経過していない。この短時間で部屋の片付けをすべて終わらせたとは、考えにくい。 「なあ、アーチャー。俺って今、なにしてたっけ」 「はて。部屋の片付けをしていたはずでは」 弓兵が背後に姿を現した。平時は魔力消費を抑えるために、霊体化させている。 「いや。それが、もう終わってるんだけど」 「はあ。ならばそれは、マスターが終わらせたということでは」 此方の発言の意図が読み取れず、弓兵は眉をひそめる。困惑の様子はありありと伝わってくる。 霊体化しながらも、ずっと傍でマスターの動向を眺めていたアーチャーがそう言うのであれば、本当に自分がひとりで、無意識のうちに掃除を終わらせたということなのだろう。どうにも釈然としない気持ちは心中にわだかまってはいるものの、考えても詮無いことだろうと、思考を中断した。軽く買い物にでも出掛けようと思い、テーブルに放置していたスマートフォンに手を伸ばした時、スマートフォンは聞き覚えのない着信音を奏ではじめた。 ジリリリリ、と。高音で響く呼び鈴の音が、断続的に流れ続けている。随分と昔、携帯電話が普及するよりも以前に使用されていた、所謂『黒電話』と呼ばれるもののベル音だ。スマホに手を伸ばす。画面には非通知設定、と表示されていた。 「えっ……」 気味が悪い、というのが正直な感想だった。 まず第一に、黒電話のベル音を着信音に設定した覚えはない。見知ったスマホが、見知らぬ相手から着信を受けて、見知らぬ着信音を響かせている。こんな経験ははじめてだった。 はじめは無視していればそのうち切れるだろう、と思いもしたが、しかし、いくら待ってもベル音は鳴り止まない。コールが二分を越えたあたりから、次第に苛立ちが込み上げてきた。ちらとアーチャーに目配せして、液晶に表示されていた応答ボタンに人差し指で触れ、耳に当てる。 「私、メリーさん。今、お部屋の片付けを手伝っていたの」 冷たい湖面を思わせる、澄んだ少女の声だった。 声の意味を悟った瞬間、言い知れぬ気味の悪さに襲われた。服の中に直接冷水を流し込まれたような心地だった。背筋がぞっとして、背中から腕にかけてさっと鳥肌が立つ。徐々に鼓動が早まって、数秒後には不快な動悸に苛まれる。 スマホに目を向けるが、既に通話は切れていた。慌てて室内を見渡すが、この部屋には自分とアーチャーを除いて、他には誰もいない。サーヴァントであるアーチャーが認識していない時点で、ここに第三者がいるとは考えにくい。 「どうしました、マスター」 「い、いや……悪戯、かな」 「悪戯、ですか」 「ああ。いや、まあいいや。ちょっと出かけてくる」 「ふむ……ならば私もお供しましょう」 アーチャーの姿が、金の粒子を散らしながらかき消える。霊体となって、そばに寄り添うつもりだ。歴史に名を刻んだ英雄がそばに付いてくれるならば、不安も幾らかは薄れる。 憮然としながらもスマホと財布をポケットに押し込んで、玄関口へと向かった。外の空気でも吸って、早いうちに忘れてしまおうと思った。 鍵を手に取って、外に出る。既に胸の動悸は収まりつつあったが、しかし、あの少女の凛とした声は、未だに脳裏を離れない。とっとと考えを切り替えたいと願うものの、内心は穏やかではない。不気味さが、本能的な恐怖を掻き立てている。 「あれ」 部屋から出て、玄関を背にして、鍵をポケットにしまいこんだところで、言い知れぬ違和感に襲われた。自分が今、この瞬間、なにをしていたのかが思い出せなかった。 数歩引き返して、ドアノブをひねる。ドアは開かない。鍵は既に閉まっていた。 「俺、今、なにしてた」 「は。鍵を閉めていたのでは」 アーチャーにそう言われれば、そうだったような気がしないでもない。 無意識のうちに、鍵を閉めていたような、漠然とした認識はある。だが、確かな意識はそこにはない。不気味な電話と見知らぬ少女の声に気を取られてはいたものの、こうも記憶が抜け落ちるのは、奇妙だ。まるで時間が数秒飛んだような錯覚すらいだく。 ふいに、スマホが鳴った。 「うひぃぇァ!」 頓狂な声を上げて、その場で固まる。非通知からの着信。設定した覚えのない、黒電話のベル音だった。 二度目は待たなかった。胸に沸き起こる恐怖心を払拭するため、そして、ひとかけらの好奇心に突き動かされて、スマホの応答ボタンを押す。 「私、メリーさん。今、一緒に部屋を出たわ」 「おい、おまッ」 電話は既に途切れていた。ごく短い通話時間が、画面には表示されている。 周囲を見渡すが、マンションの廊下には、自分以外誰もいない。アーチャーですら、霊体化して不可視となっている。 どこかに自分を見張っているやつがいるはずだ、瞬時にそう思い至った。例えば、自分と同じ聖杯戦争の参加者が、虎視眈々と機会を見張りつつ、戦闘前に精神的な動揺を誘うために電話をかけてきている、という考えができないこともない。しかし、そうだとして、どこから。人が隠れられそうな視覚はない。或いは、アーチャーのように不可視の状態からことに及んでいる可能性もある。ともかく、ここにはいたくない。アーチャーを伴って、足早に歩き出した。 部屋を出た時点ではまだ、日が沈む直前だった。赤くなった西の空に背を向けて、極力人気のないところへと心掛けて移動する。時たま走りながら、後方に追跡者がいないかどうかを確認する。怪しい者はいない。だが、同時に、街ゆく人々の群れすべてが妖しく思えてくる。誰も信用できない。じりじりと沸いて起こる焦燥に追い立てられるように街を駆けて、スノーフィールドの外れの広場に到達する頃には、既に日は沈み切っていた。薄暗闇の中、この広場に自分以外に誰もいないことを確認する。 黒電話の音が、夜の静寂の中けたたましく鳴り響いた。 意を決して通話に応答する。 「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの」 「アーチャー!」 霊体化していたアーチャーが、自らの宝具たる弓を携え、瞬時に姿を現した。 勢い良く後方へと振り返るが、誰もいない。夜の闇の中、そよ風に枝を揺らす木々の他に、取り立てて意識するべきものはない。だが、油断する気にはなれない。警戒心をむき出しにして、油断なく周囲に気を配る。ふと、スマホに目を向けると、まだ通話は繋がっていた。もう一度スマホを耳に当てる。 「おい、おまえ、なんのつもりでこんなことやってる」 電話口の少女は、なにも言わなかった。その代わり、スマホから、自分の声が反響して帰ってくる。相手側の受話器が、自分の声を拾っている。それだけ近くにいる、ということだ。 「どこから見て」 「私、メリーさん。今……あなたの目の前にいるの」 怒気すら孕んだ声を遮って、少女の冷たい嘲りが聞こえた。 目の前に、少女が立っていた。黄色のシャツに、緑のスカート。薄く緑色を含んだ銀髪をそよ風に靡かせて、少女は胸元の球体から管の伸びた電話の受話器を耳に当てて、笑っている。笑っているといっても、口元だけだ。大きく見開かれたまま瞬きすらしない瞳に、笑みは感じられない。その少女を認めた刹那、本能的な恐怖が全身を駆け抜けて、思わず後方へと距離を取った。 マスターの危機を察知したアーチャーが、瞬時に少女へと弓を向ける。 「あ、っ、アーチャー、そいつをやれ!」 恐怖に追い立てられるまま、極めて抽象的な命令を叫ぶ。 頼みの綱のアーチャーは、両の膝を地べたについた。胴に大穴を開けて、血をまき散らしている。 「え」 アーチャーは常に視界の中にいたが、アーチャーがやられる瞬間を意識することは出来なかった。 無意識のうちに。或いは、時間が飛んだかのように。マスターにすら認識されぬうちに、アーチャーは討たれていた。 「キング・クリムゾンッ……時間を五秒ほど消し飛ばした。貴様は……自らの敗北の瞬間にすら気づけない……すべては『無意識』のうちに終わったのだッ!」 全身のほとんどを真紅で塗り潰した怪人が、アーチャーの血液で濡れた血を振り払って、蛇のような瞳を向ける。額にもうひとつ顔がついている。その背後に、ほぼ包み隠さずに上半身を晒した男が立っていた。ピンク色の長い髪の毛には、ヒョウ柄を意識したのであろう緑のカラーが斑点状に、所々に入っている。 いったいいつの間にこの男に接近されたのかはわからない。なにが起こったのかもまるでわからない。ただ、自分が既に聖杯戦争に敗北していることだけは、なんとか理解できた。 ◆ 何度も何度もくだらない理由で死んでは蘇生し、自分の死が幾度目であるか、数えることすら億劫になりはじめた頃、ディアボロの目の前にひとりの少女が現れた。その直前は、マフィアの抗争に巻き込まれて、チンピラのような下っ端の銃弾に撃たれて死んだことは覚えている。今度は眼前の少女に殺されて終わるのだと、直感的に思った。 尻もちをついたまま後退る。街灯の灯りに群がる虫が、白熱灯の光に吸い寄せられて、ジジジ、と羽音を立てる。薄暗がりの中、少女は街灯の光の真下まで歩み出て、喜色満面の微笑みを見せた。その笑みが、ディアボロは恐ろしかった。 可能であれば、逃げ出したい。今度こそ、死の運命から逃れたい。新たな状況に落とし込まれるたびに、ディアボロは最低限抗ってはいた。今度こそ、という思いは、やはり、あった。 ディアボロは大きく首をひねって、逃走経路を確認する。今目前にいるのは少女ひとりで、往来に他の人間はいない。車の通りもない。街の喧騒は、随分と遠いところから微かに聞こえる程度だった。 逃げられるかもしれない、と。そう思った。 「あなたが私のサーヴァントね」 ディアボロの手を、少女が取っていた。 「――、なにィッ!?」 一瞬。ほんの一瞬、少女の存在を意識の外に置いた。それだけなのに、まるで時間が飛んだかのように、無意識のうちに少女はディアボロの手を取っていた。頭皮から、額から、一気に脂汗が滲み出る。冷たい風に冷まされた汗が頬を伝って流れ落ちてゆく。 時間が、飛んだ。或いは、完全なる『無意識』のうちに、手を取られていた。 ディアボロにとって、それは無視するにはあまりにも大きすぎる問題であった。 「小娘ッ、貴様! オレのそばに近寄るなああーーーーーーーーーッ!!」 ディアボロの身体から、真紅の分身――キング・クリムゾンが浮かび上がる。真紅のスタンドが、その豪腕を振り上げて、少女へと殴りかかる。少女は、歳相応の少女とは比べるべくもない跳躍力でもって大きく飛び退いた。 「はーい、ごめんなさい。だけどね、近寄ろうと意識して近寄ったわけじゃないわ。気付いたら近寄っていたの。無意識のうちにね」 少女の言葉の意味が理解できない。エピタフを発動しても、肝心の少女の行動は読めない。数秒先まで予知したところで、自分の死は訪れないことは理解したが、少女の行動だけは、どうにも意識のそとにあるようで、それを認識することができない。 この時点で異常だった。これまで繰り返した死の輪廻の中で、スタンドを発動できた試しなどない。そもそも未来予知などしたところで、すぐに死んでしまうのでは、予知するべき自分の未来がないのだから意味がない。 だが、今回は違う。少なくとも、すぐには死ぬことはない。それを理解し、急速に冷静さを取り戻す。 「名を名乗れ、小娘……貴様はいったい、なんなのだ」 「私の名前は古明地こいし。閉じた恋の瞳」 またたきをしたら、寸前まで目前にいた少女の姿はかき消えていた。 「もしもーし。今は、あなたの後ろにいまーす」 振り返れば、申告の通り、ディアボロの背後でこいしは笑っていた。 ほんの一瞬でも古明地こいしを意識の外に逃せば、なにをされるかわからない。エピタフでも、古明地こいしを意識的に捉えることは不可能だった。 古明地こいしに対して『意識』をすることが、上手くできない。それがこいしの能力なのであろうと、ディアボロは理解した。それはそれでいい。自分がすぐに死なないことも分かった。であれば、今更必要以上に焦ることはない。幾分冷静さを取り戻したディアボロは、鼻から一息に体内で淀んでいた息を吐き出して、こいしに向き合った。 「おい……古明地こいしといったな」 「はーい、そうでーす」 「貴様の目的はなんだ」 「目的っていう目的はないよ」 「ならばなぜ、このわたしに近づいた」 「あなた、メリーさんって知ってる?」 「なに」 ディアボロははじめ質問の意味を理解しかねて、眉をひそめた。 メリーさんという単語に、心当たりはない。そもそも、質問に対する返答とも思えなかった。そういう諸々の疑問を置き去りにして、こいしはひとり滔々と語り出す。 「ここの人たちってね、みんな携帯電話を持ってるみたい。幻想郷じゃ、そもそも携帯電話を持ってる人がいないから、だーれも怖がってくれないのよね」 それがことの経緯の説明であるとは思えない。ディアボロは少ないやりとりのうちに、こいしが時たま飛躍した返答をする少女であることを理解した。そういう相手に対して、いちいち真面目に返答を返していてはこちらが持たない。イカれたやつを数多く内包するパッショーネを率いていたディアボロだからこそ、それは分かる。 すでにこいしの事情に関して深く立ち入る気は失せていた。携帯電話も幻想郷もどうでもいいことだ。ディアボロは、断片的に理解できた情報から、わかる範囲で話を進める。 「人を怖がらせるのが……貴様の目的ということか」 「別にそういう訳でもないけど。でも、それはそれとして、聖杯戦争って勝ち残るといいことがあるんだって」 「聖杯戦争というのがなんなのか、イマイチよくわからんが……いいだろう。褒美があると考えていいのだな」 「うん。なんでも、願いが叶うらしいよ」 「ほう」 簡潔な説明ではあるが、その一言はディアボロの眼の色を変えるには十分だった。ディアボロの表情の移り変わりを察知したこいしは、にんまりと破顔した。 「うふふ。ねえ、ねえ。サーヴァントってね、大概なにか願いごとがあるから召喚されるのよ。ここに来たってことは、あなたにもなにか叶えたい願いがあるんでしょ。ないとは言わせないよ」 説明は不十分ではあるものの、少しずつ、ことの概要が輪郭を持ち始めていた。 まず大前提として、ディアボロには、サーヴァントとして呼ばれた覚えなどはない。繰り返す死の輪廻の中で、気付けばこの場所に辿り着いていただけだ。だけれども、この異常な状況が、聖杯戦争と呼ばれる催しによるイレギュラーであるなら。 「わたしの……願い」 そんなことは決まっている。 この状況に追い込まれて、望む願いなどひとつだ。 「もう一度、生きたいッ……そして、あの『絶頂』を取り戻したいッ!」 「えー、生きたいだなんて変な願いね。だってあなた、もう生きてるじゃない」 「違うッ……オレは何度も死を繰り返して来た! もううんざりだ……どうせ死ぬなら、やるだけやってやるのも悪くはないッ」 「ふーん、そうなんだあ。なんかあなた大変そうね。じゃあ、ここはひとつ、私のサーヴァントとして頑張ってみますぅ?」 こいしがディアボロの境遇を理解できたとはとても思えないが、しかし、それついてはさして興味もなさそうに、悪戯でも思いついた子供のように微笑んでいる。 「貴様……この『ディアボロ』を使おうというのか」 こいしは一瞬考えるような素振りを見せたが、実際のところは大してなにも考えてはいないのだろう。予定調和的に、こいしはにこりと相好を崩した。まるでディアボロに物怖じする様子はみられない。 パッショーネのボスであるこのディアボロが、こんな少女に使われる日がくるのか、という思いがまったくないといえば嘘になる。だが、どの道ディアボロが生還するためには、古明地こいしとともに戦っていくしかないのだ。いちいちディアボロを恐れない方が、面倒がなくていい、とも考えられる。 一瞬の逡巡はあったものの、ディアボロは体内に残留していたわだかまりをフン、と一息に吐き出した。 「いいだろう……ならばこの聖杯戦争が終わるまでは……この『ディアボロ』が、貴様のサーヴァントとして戦ってやる」 「はいはーい、そうこなくっちゃあ面白くないわね。じゃあ、メリーさんは私に任せて」 「それは勝手にしろ……勝てるならなんでもいい」 「ふふ、話は決まったね。それじゃ、これから力を合わせて一緒に頑張ってこー!」 右手を振り上げて、こいしは無邪気な笑みを見せた。これから運動会のかけっこにでも挑もうと意気込む子供くらいの心意気のように感じられたが、古明地こいしの能力の脅威と、ディアボロのスタンドとの親和性の高さについては、身を持って体感したのでよく理解している。 ――必ず、オレはあの『絶頂』を取り戻す。それまでは精々利用してやるぞ……古明地こいし。 隣で微笑む少女を、子供と侮ることはもうしない。この女は、戦争に勝ち残るための重要な駒――マスターだ。利用できるものはなんでも利用し尽くしてやる。その上で、必ず元の世界に戻り、あのジョルノ・ジョバァーナと仲間たちを始末する。そうすれば再びディアボロの天下はやってくる。 幾度となくディアボロを苦しめた死の運命は、今は鳴りを潜めている。少なくとも、ここにいるのはディアボロと、そのマスターだけだ。周囲には依然、ディアボロを殺す要素は確認できない。久々に得られた「生」の実感と、徐々に認識し始めた「生きている」ことへの安心感を噛みしめるように、ディアボロは深く息を吐いた。 【出展】ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 【CLASS】ディアボロ 【真名】ディアボロ 【属性】混沌・悪 【ステータス】 筋力C 耐久E 敏捷C 魔力C+ 幸運D 宝具A 筋力A 耐久C 敏捷B 魔力C+ 幸運D 宝具A (宝具『真紅の帝王』のステータス) 【クラススキル】 気配遮断:B (EX) サーヴァントとしての気配を断つ。平時はB相当。 宝具発動中は、時間の流れそのものを認識させない。 単独行動:A マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。 Aランクならば一週間は現界可能である。 単独顕現:A ディアボロは本来、どのような未来においても死亡することができず、永久に死亡し続ける運命を背負っている。そのため、ディアボロがまともな英霊として座から召喚されることはない。 度重なる死の運命の中、いつの間にかこのスキルを獲得したディアボロは「死んではいないが生きてもいない」という状況を逆手に取って、擬似的な英霊として召喚されている。故に聖杯戦争の知識も、サーヴァントとしての知識ももたない。 【保有スキル】 レクイエム:A 幾度となく繰り返される死の運命。致命傷を受けても、すぐに死ぬことは叶わない。かといって苦痛が和らぐこともない。 しかし、戦闘から離脱する能力には長けており、また、離脱不利な状況をリセットすることも出来る。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 要は「戦闘続行」と「仕切り直し」の複合スキルである。 情報抹消:A ディアボロは、自分の正体に至るあらゆる痕跡を抹消し続けてきた。 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から、能力、真名、外見特徴などの情報が消失する。例え戦闘が白昼堂々でも効果は変わらない。これに対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導きださねばならない。 【宝具】 『真紅の帝王(キング・クリムゾン)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:- 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-E 精密動作性-? 成長性-? 時を「消し飛ばす」能力を持った近距離パワー型スタンド。消された時間の中では全ての物がその間の動きを認識せず、記憶もできない。ディアボロだけが消した時間を理解し行動できる。他者からすれば、数秒未来へ時間が飛んだ、という認識となる。 時を飛ばしている間、ディアボロはこの時間に「存在していない」という扱いを受けるため、あらゆる攻撃・物体はディアボロをすり抜ける。同時に、ディアボロ自身も時飛ばしの最中に攻撃を仕掛けることはできない。恐るべきは、時飛ばし解除と同時に必殺の攻撃を仕掛け、時間が消し飛んだことに困惑する相手を仕留める戦闘スタイルである。 また、後述の宝具によって未来を予知し、それが自分にとってよくない未来であれば、その出来事が起こる瞬間に時飛ばしを発動することで、自分自身をその時間軸に「存在しなかった」ことにし、回避することも可能。 『墓碑銘(エピタフ)』 ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:- 最大補足:- 数秒から数十秒先の未来を予知する能力。その精度は絶対的で、確定した運命を見通すエピタフによる未来予知が外れることはない。 また、時間が消し飛んだ世界でさらにエピタフを使い、自分の能力が発動した場合の未来をみることも出来る。 【人物背景】 ジョジョの奇妙な冒険 第5部におけるラスボス。 巨大ギャング組織「パッショーネ」の元・ボス。33歳。現在はジョルノ・ジョバァーナの『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』を受けたことで、「死んだ」という結果にすら辿り着けなくなり、永遠に続く死と再生を繰り返している。 性格は冷酷非常かつ用心深く慎重で、自身の情報は過去も含め一切外部に漏らさず、詮索しようとした者は誰であろうと容赦なく始末する。絶対的な支配力をもって、恐怖によって組織を纏めあげていた。 また、生前はドッピオという人格も有しており、二重人格で活動していたが、ジョルノたちとの戦闘によってドッピオは死亡。現在はディアボロひとりである。 【サーヴァントとしての願い】 生きたい。もう死ぬのは嫌だ。 生きて元の世界に帰り、帝王の絶頂を取り戻す。 【基本戦術、方針、運用法】 ディアボロの時を飛ばす能力と、古明地こいしの無意識を操る程度の能力。この二つをフルに活かして奇襲をかければ、敵対勢力はまず自分の身になにが起きたのかを知る前に『始末』されることであろう。戦闘になったところで、容易に離脱することは可能。非常にアサシンの特性に近いサーヴァントである。 ただし、ディアボロはまっとうな座から召喚されたわけではない。よって、聖杯戦争、及びサーヴァントに関する知識が欠落している。なので自分のクラスも分からない。分からないので仮に『ディアボロ(悪魔)』のクラスとしてこいしは認識している。当のこいし自身も、とくに聖杯戦争にかける願いがあるわけではなく、こいしにとって大切なのは「メリーさんの都市伝説でどこまで遊べるか」それだけである。 上記の通り、聖杯戦争という儀式においては非常にイレギュラーなコンビではあるが、狂化しているわけでも、考えなしというわけでもなく、主従ともに着実に敵を始末することのみに特化しているあたりたちが悪い。 【出展】東方Project(東方深秘録) 【マスター】古明地こいし 【参加方法】 覚えていない。無意識のうちにトランプを手に入れていた。 【人物背景】 本来は心を読む覚り妖怪。しかし、その力のせいで周りから嫌われることを恐れ、読心を司る第三の目を閉じて能力を封じた。心を読む能力は失ったが、代わりに「無意識を操る程度の能力」を手に入れた。この能力により、無意識で行動できるようになったこいしはあちこちをフラフラと放浪するだけの妖怪となってしまった。 上記の能力によって、他者がこいしを意識的に認識することは難しくなっている。しかし、他人との境界を確立していない子供はこの限りではなく、幼い子供たちの中にはこいしを慕うものも多い。幼い頃に遊んだ、素性もなにも分からないお姉ちゃん(イマジナリーフレンドとも)というと、古明地こいしの可能性がある。 東方深秘録では、自身が触れた都市伝説である「メリーさん」がどこまで通用するか興味を持ち、「メリーさん」にまつわる「今、貴方の後ろに居るの」というセリフを言ってみたいという想いもあって様々な人々を訪ねる。が、どういうわけか人々には「メリーさん」の恐怖をなかなか理解してもらえず、こいしは首を傾げることとなる。魔理沙からは『幻想郷の住人には電話というものがよく分からないだけだ』とたしなめられた。 【能力・技能】 無意識を司る能力。こいしの行動は、意識的に認識することは難しい。他者の読心能力もこいしには通用しない。 また、弾幕・格闘における戦闘能力もそれなり。 【マスターとしての願い】 聖杯戦争自体にはそれほど取り立てて強い興味はない。 携帯電話が普及しているこの世界で、メリーさんがどこまで通用するのか確かめたい。 【令呪】 左手の甲に、ディアボロのタトゥーに似た令呪が三画。
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かうんたー - - - とぷ絵 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (フラン 3.JPG) ロリは正義。かわいいは正義。 決して卑猥なんかではありません。 と言うわけで私の自己紹介。 今年高1 なんとか受かった 身長は158cm。 基本RF online Zや、MHFなどをやっています RF Online Zのデータ データ1 蛙機神すわこ Lv29 ウォーリア データ2 Frandre scaret Lv31 グラディウス MHF 名前 蛙神すわこ HR 17 武器・防具 白猿薙【ゴゴ】・アメフト一式 A型だけどよくB型に間違えられる。 友人からよく抜けていると言われる(天然?なのかな...) 基本怒れない。 そんな私が好きなのがボーダーブレイクと東方。 大好きです ページ作ってたんだ!作ってくれてありがとう、乙です(`・ω・) -- こいし (2012-03-07 20 23 19) どういたしまして。 最初の一文は消して貰ってもかまわんよ♪ -- 木乃伊 (2012-03-07 20 29 50) 名前 コメント
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喜味こいしをお気に入りに追加 喜味こいしとは 喜味こいしの32%は根性で出来ています。喜味こいしの30%は利益で出来ています。喜味こいしの19%は華麗さで出来ています。喜味こいしの10%は鉛で出来ています。喜味こいしの7%は魔法で出来ています。喜味こいしの1%はやましさで出来ています。喜味こいしの1%は夢で出来ています。 喜味こいしの報道 「笑点」演芸コーナーに「変化」 レジェンド映像紹介、定番化して! (2021年11月27日) - エキサイトニュース 千鳥・大悟&ノブのゆるぎない絆&漫才愛 「クセすご」ネタは即興から生まれた :山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞 ゼンジー北京さんが上方演芸の殿堂入り 「~アルヨ」コメディマジックが評価(みんなの経済新聞ネットワーク) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース NHKラジオ第1で正司敏江・玲児の特集放送、選りすぐりの2本(お笑いナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 結成20年越え! 80歳になっても相方と漫才したい、沖縄お笑い界の兄貴的存在<ハンサム・仲座健太さん> 沖縄芸人ナビFILE.37 - 琉球新報デジタル 中川家 兄弟ならではの「あうんの呼吸」と自在アドリブ|お笑い界 偉人・奇人・変人伝 - 日刊ゲンダイDIGITAL 【朝晴れエッセー】今でも生きているいとこい漫才・8月1日 - 産経ニュース 【桂春蝶の蝶々発止。】師匠、芸能界大御所、高校時代の恩師…生きる支えになる「叱咤激励の言葉」 - ZAKZAK かまいたち、念願の上方漫才大賞「まだまだ先だと思っていた」 » Lmaga.jp - Lmaga.jp(京阪神エルマガジン社) 幼少時代の写真も - なんば経済新聞 「僕は面白くなかった」。だからこそ勝てた石田明の兵法(中西正男) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース タカトシらの憧れの存在 とんねるずは「芸人なのにテレビスター」「圧倒的にかっこいい」 (2021年2月28日) - エキサイトニュース ダウンタウン松本のボヤキ「お笑いで、年をとる事は罪」なのか? 元芸人が考えるベテランの条件 (2021年1月28日) - エキサイトニュース ネタで笑いを…夢路いとし・喜味こいし師匠は芸人のかがみ|お笑い界 偉人・奇人・変人伝 - 日刊ゲンダイDIGITAL 「いとこい漫才」の品の良さ、粋な芸風を痛感 - ナニワのベテラン走る〜ミナミヘキタヘ〜 - 芸能コラム - 日刊スポーツ いとし・こいし追善公演:来月28日繁昌亭 “しゃべくり最高峰”名作ネタ映像3本 - 毎日新聞 こいしさん七回忌追善公演「いとし・こいしの夕べ」10・28開催へ - スポーツニッポン 喜味こいしさん七回忌に「いとこい漫才」が“復活” - 芸能 - 日刊スポーツ ストーリー:しゃべくり近代漫才の父(その2止) 漫才の国策化、葛藤 - 毎日新聞 又吉直樹原作ドラマ「火花」4話。原作を大胆にアレンジ、いとしこいし「ジンギスカン」エピソードに泣く - エキサイトニュース 又吉直樹「火花」でネタ拝借?作中に夢路いとし喜味こいしの十八番「ジンギスカン料理」 - J-CASTニュース 米朝さんを悼む ノックさん、喜味こいしさんと時間ぴったり名人芸対談 - スポーツニッポン 永遠のいとこい漫才、KTVとABCで喜味こいし追悼番組明日放送 - お笑いナタリー 喜味こいしさん通夜にオール巨人ら300人 - スポーツニッポン 兄のボケを楽々受け止めた喜味こいしさん モットーは「急がば回れ」 - スポーツニッポン 喜味こいしさん83歳肺がん死去 - 芸能ニュース nikkansports.com - 日刊スポーツ 「いとし・こいし」の喜味こいし氏が死去 - 芸能ニュース nikkansports.com - 日刊スポーツ 上方漫才のベテラン 喜味こいしさんが死去 - スポーツニッポン 漫才師 喜味こいしさん初めて発言/原水爆禁止世界大会/原爆で地球壊すのは失礼 - しんぶん赤旗 喜味こいしのウィキペディア 喜味こいし Amazon.co.jp ウィジェット 喜味こいしの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 喜味こいしのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 喜味こいし このページについて このページは喜味こいしのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される喜味こいしに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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